2022-11-12 無題 短歌連作 電話かけながら通路にしゃがみ込むそうだとしてもきみはどうして 毛の生えたひざかけの毛にゆび立てて動かしていく冬だというが 朝食と夕食のたび一つずつみかんを食べて減ってくみかん ベルメゾンのカタログの家具たのしそう ひとりぐらししはじめたのはもうずっと前 八雁2021年1月通巻55号に出したもの