2022-11-12 春の短歌 短歌連作 散歩しに通る小道の植え込みに花が咲いてて造花みたいだ 桜並木の色の濃いとこうすいとこ 見下ろして 目をゆっくりこする 傘立てにしまうとちょうどよさそうな高さに花の枝は売られて 花びらが降るのをふけにみまちがう薄暮の奥に誰か立ってて 八雁2021年5月通巻57号に出したものやや編集